赤ちゃんが生まれたら!健やかな成長を願ってお宮参り

お宮参り、いつ行ったらいいの?

 

一般的には、赤ちゃんが誕生してからおよそ1ヵ月をめやすにお参りするのが慣わしとなっているのがお宮参りです。地域によってもさまざまな違いがあることかと思います。
しかし、正式には男の子と女の子の赤ちゃんで、お宮参りをする日取りが違います。
男の子は生後31日、女の子は生後32日のところが多いようですが、天候や赤ちゃんの体調と相談していってもいいと思います。
我々ですが、上の子は10月生まれで気候もよかったので、産後1ヵ月後を目安に、お日柄のいい日を選んで水天宮にお参りをしました。お参りをする神社は、戌の日にお参りした神社に行くのがいいのではないでしょうか。
下の子は寒い時期だったのと体調に波があり、生後1ヵ月半程度でお宮参りを行いました。祈祷中ずっと泣き通しで困りましたが、終わった瞬間にぴたっと泣きやんだのも、今となってはいい思い出です。
移動は電車でもかまいませんが、可能であれば車を使ったほうが、赤ちゃん連れの移動ストレスは少ないのではないでしょうか。オムツ替えも車内でできて便利でした。

 

大人はどんな服装で行ったらいいの?

 

正式には、父親はブラックスーツ、母親は訪問着や色留袖といわれています。実際、神社に足を運んだ感想では、やはり着物の方、スーツの方が多く見られる印象ですが、普段着でも差し支えはないと思います。わたしたち夫婦も普段着でお参りに行きましたが、ジーンズのパパがいてもそれほど浮くことはありませんでした。
赤ちゃんを抱っこする役目も、父方の祖母といわれていますが、必ずしもそのとおりに行わなくてもいいと思います。
私たちのときは、夫の母は遠方のため、私の両親と一緒に行き、抱っこは私がしていました。その時々のベストを尽くせば、細かいことは気にせずとも問題はないかと思います。
ちなみに、赤ちゃんは、退院のときに着ていたベビードレスを着用しました。正式には祝い着が必要となりますが、赤ちゃんが暑すぎたり寒くないようにと考えていました。
どうしても和装で!でもお金がない……という場合は、後日、フォトスタジオで記念撮影を考えてもいいのではないでしょうか。衣装も借りられますし、プロが写真を撮ってくれるのでいい記念にもなると思います。

お宮参りに行く前に準備しておくべき3つのもの

我が家の長男の時に初体験したお宮参りの思い出

私は大学生の時に自分の母を亡くしたので、赤ちゃんが生まれてからのあれこれを気軽に聞ける相手が周りにいませんでした。


そのため、長男が生まれてもお宮参りやお食い初めなどのやるべき行事があるのは雑誌などで知識として知っていましたが、どうすれば良いのか全く分からない状態でした。


しかも初めての育児だったので生まれてからしばらはお宮参りの事もすっかり頭から離れていました。


しかし、一ヶ月検診に行った頃に遠方に住む夫の母から、お宮参りは行ったの、と連絡があり思い出しました。


忘れていたとは言えなくて、せっかくなのでそちらに行く時にその近くで夫の両親にも来ていただいてやろうかと考えていますと言ってしまいました。


そして、その後はお宮参りについてインターネットや雑誌を調べまくりました。


私にはそういうことを聞ける人がいないので、間違えたら恥ずかしいと思ってあちこちの情報を集めて目を通しました。


本来やるべき時期は過ぎてしまっているようだけど、赤ちゃんの体調に合わせて気候の良い日に行う人も多いというのでそこはセーフと考えました。


そしてベビードレスをどうするか悩んでいたら、夫の姉から一度しか使ってないからと自分の子どものお宮参りで着せたベビードレスのお下がりが届きました。


なので、私と夫はスーツを着てしまえばとりあえず正装になるのでOKかなと思いました。


後は、初穂料というのがあって行く予定の神社を調べたら一万円、三万円、五万円の三種類がありました。


何となく初めての子どもだしケチるのもどうかと思って五万円にしたのですが、後で考えるとその値段でお土産の内容が変わるだけだったみたいなので、一万円にすれば良かったと反省しました。


初めてなので仕方ないですね。


赤ちゃんの長男を抱っこしてもらうのは夫の母にお願いするのがお宮参りの決まりのようなので、お願いしました。


有難いことにお宮参りの最中、長男がずっと寝ていてくれたのですんなり終わりました。


その後で記念撮影をして、レストランで食事をして我が家の初のお宮参りは無事に終了したのでした。


でも一人目って親も初体験だからなんか訳わからない内に終わった気がします。


二人目の次男のお宮参りでは、夫と長男と私だけで近所の神社でさらっと済ませました。


次男には悪いけれど、一人目のお宮参りの方がやっぱり思い出深いです。

お宮参りに行く前に準備しておくべき3つのもの

「お宮参り」と言う日本人特有の風習は、 

 

日本人というのは信心や信仰を特に持たなくとも、生まれてから死ぬまで色んな形や機会を捉えて神社やお寺に参拝やお参りを致します。 そして、生まれてから人生最初のお参りというのが「お宮参り」(初宮参り)というものです。

「お宮参り」は古代から行われている個人又は各家庭で行われている行事の一つで、貴い方から一般庶民に到るまで、人が誕生した祝い、つまり、赤ちゃんの誕生を祝う行事のことです。  其の時期は一般的には生後から1ヵ月前後の頃とも言われていて、主に地元の氏神様の神社に参拝し、子供の誕生と健やかな成長を祝い、更に、家族の平安と長寿を祈るのが通例です。  

尚、期日当については概ねが生後一ヶ月程度といわれていますが、正式には男子は生後31日目、女子は生後32日目とする地域が多いようです。 しかし、本人は生後一ヶ月の幼い命ですし、其の日のお天気や其の週の休日等に合わせれば良いともされています。

日付けが決ったら、目的地である神社に其の日の予約をとることも必要でしょう。 なぜなら、当の神社側では「お払い」と「お札」を戴く必要があり、従って、参拝の日取りと主人の住所と名前、其れに、本人の赤ちゃんの名前や生年月日を知らせる必要もあるでしょう。 予約は当神社へ直接訪れてメモを渡すか、勿論、電話でも宜しいでしょう。


ここで一般的には、日本人の場合はご祈祷をお願いする場合は、古代からの仕来たりで神社が普通ですが、しかし、神社が近くに無い場合は檀家寺や有名寺院にお願いすることも出来ます。 お寺の場合はご祈祷の変わりにお経を読んでもらい、お守りを戴く事になります。

尤も、本来の初めての宮参りは、初詣で同様にどちらでもよいという考えもあります。 特に江戸時代までは「神仏習合」の時代ですから、殆どの神社は寺の管理下(神宮寺ともいいます)にありましたし、神社へ行ってもお寺にお参りした形になりました。 しかし、其の事は明治期になって政令(政府の政策)により神仏分離令(神社とお寺が完全に分離独立すること)により、現在のように神社と寺院が別々のものになっているのです。

因みに、「宮参り」の風習と言うのは元々、昔は今ほど医学が進んでいなくて乳児死亡率の高かった時代でもありました。 従って、日本人の特性として新生児の健やかな成長を祈るために「初宮参り」というのが行われるようになったともされているのです。 又、出生した赤子を新めて家系に入る事を神・仏にお知らせするという目的もあったのです。 昔のお寺・寺院というのは今の戸籍をあつかう役所のような業務をもしたとされているのです。

お宮参りに行く前に準備しておくべき3つのもの

一歳の長男がいる我が家の第二子のお宮参り。

"我が家は二人子供がいます。
長男のお宮参りは実家の近くでいつも初詣に行っている神社に行きました。

予約して祝詞をあげてもらい、
親戚の家に行ってお祝いしてもらったりして、ゆったりとしたお宮参りでした。

大変だったのが長女のお宮参りです。
季節は五月で気候はとても良かったのですが、
長男がまだ一歳で歩き始めたばかりでした。

ですので、私はなるべくきちんとしていて
なおかつ動きやすい服装を選びました。
そして実家の近くの一家族だけ祝詞をあげてもらえる神社を選び予約をしました。

前後の予約も確認して空いている日にしました。
実家の母にもついてきてもらったのですが、一歳の長男はやはり大変でした。

抱っこは嫌がるし、歩かせるととんでもない方向に行ってしまうしで
夫婦で長男を追っかけていました。

いざ祝詞をあげていただく時に静かにしてくれるか不安でした。
ですが、そこは一歳のいいところで、ミルクを飲ませると、
主人に抱っこされたままぐっすり眠っていてくれました。

神職祝詞をあげてもらうのはとても静かで厳かで清々しい気持ちになりました。
出産した喜びがまた静かにこみ上げてくる思いでした。

普段バタバタした子育てをしている最中のお宮参りはどこか違う空間にいるようで
ひとときの安らぎでした。

日本の文化はとても素敵で、日本に生まれて良かったと
改めて思わせてもらえる時間でした。

祝詞が終わると長男もちょうど目を覚まして
また賑やかな日常が始まりました。

祝詞が終わってから神社での写真撮影は主役の長女が太陽の光が眩しくて
目を開けてくれなかったり長男が飽きてしまったりして
いいショットがなかなか撮れませんでした。

お宮参りの祝い着は一生に一回しか着られないものなので
神社でもいい写真が撮りたくて、何枚も頑張って撮りました。

こういうところも近所の神社で一家族だけでしたし
後の予約もなかったのでゆっくりできて良かったと思います。
色々ありましたがとても記念に残るいいお宮参りができました。

お宮参りに行く前に準備しておくべき3つのもの

お宮参りで赤ちゃんの健やかな成長を願いましょう

昔は現代ほど医療の発展もなく、世間の出産・育児に対する知識も低かったため、出産で命を落とすことや生まれてきた赤ちゃんが2.3日で果ててしまうことなど日常茶飯事だったそうです。


そんな時代に、赤子がこれからも生きていけそうだなという兆しが見えたころに氏神様にご挨拶をし、これからのご加護をお祈りする。

これがお宮参りの始まりと言われています。

現代でもそれは変わらずに「赤ちゃんの健やかな成長を神に願う」というのがお宮参りです。


その為、お参りをする場所というのはその家の氏神様となります。

氏神様への新しい家族ができたという報告と、赤ちゃん自らの氏神様へのご挨拶が昔からのお宮参りの目的であるからです。

赤ちゃんの声を聞かせるためにもお宮参りでは寝ているよりも泣いて声を届けた方がよいと言われています。

 

現代では「あなたの家の氏神様」と言われてもパッと思いつかない方も多くいるかと思います。

そのような場合は普段の生活を一番近くで見守っていてくださるという意味でも家の近くの神社です。

お参りする神社には特に制約はありません。

 

男の子の場合は生後31日目、女の子の場合は32日目にお参りすることが多いようですが、生後100日目にお参りすることでモモカマイリと呼ぶ地域もあるようで各家庭の方針や地域性によってもお参りの日にちというのは異なってくるようです。


しかし、赤ちゃんの体調や産後のお母さんの身体の状態が一番大切ですので無理に日にちにこだわる必要はなく、主役である赤ちゃんを中心に家族の無理のない日程で調節することが大切です。

 

赤ちゃんの服装は、肌着を着た上から白羽二重の内着を着せ、その上に掛け着と呼ばれる着物をかけます。

これはその家に代々伝わるものを着せるという家庭もあれば、新調する家庭・レンタルする家庭など様々です。

レンタルした場合なども肌着は自前で用意が必要です。

 

家族そろって可愛い赤ちゃんの幸せな成長を願える素敵な1日にしたいですね。

お宮参りに行く前に準備しておくべき3つのもの

母が今現在、笑い話として聞かせてくれる私のお宮参りについて

子供の頃の記憶が全くと言って良い程無く、親から聞いた話になるのですが、当時私は可愛い物が大好きで、フリルの付いたフリッフリのスカートやリボン、色は勿論ピンク、ぬいぐるみやお人形が大好きでちゃんとした…と言うと御幣がありますが、お洒落で可愛いものが好きな典型的な夢みる女の子でした。


さて、お宮参りと言えば当然、綺麗な着物を着せてもらって、髪の普段の編みこみ2本なんかじゃなく、結い上げられて綺麗な髪飾りまで付けてもらって、母がしているようなお化粧もしてもらって、普段とは比べようも無い程キラキラしたもので溢れているわけです。


そこに可愛らしい草履があってそれを履いて、本堂まで歩く…お姫様みたいだと思うのです。


さぁ、行くぞと歩き出したのはいいのですが、草履…、草履が、飛ぶのです。


普段履きませんし、何分2歳の子供なのです。


草履は鼻緒を親指と人差し指で挟んで歩くなどできっこないのです。


親は抱っこして行くつもりだったので、草履でも歩けるように…と言う工夫をしていなかったため、片足を進める毎に、足より先の方へ草履が飛び、それを母が回収して履かせて、一歩踏み出せばやはり草履が飛び、母が回収し履かせ、飛ばし…、母が「抱っこしようか?」と聞いても「やだ!歩く!」と言って聞く耳持たず。


100メートル程それを続けた後、全く先に進まない事に流石に諦めたのか最後は素直に抱っこされたそうです。

それでも「草履は脱ぎたくない」と言ったため、宙ぶらりんの足から草履が落ちる度にそれを拾って履かせると言う作業はあったそうですが…。


擦った揉んだしながらも式中は静かにジッとしており、写真撮影でも喜んで撮られたりと無事お宮参りを終えたのですが、家に帰りついてからは「いやだ!(着物を)脱ぎたくない!」と家中を逃げ回り、母は母で「着物のままじゃご飯食べれないでしょ?」など必死の説得を試みると言う事を繰り広げたそうです。


「また着せてあげるから」と言う言葉に納得したのか、母の言う通り着物を脱いだそうです。


それでも未練がましく簪だけはさしたままだったそうですが、ご飯を食べたら寝てしまったそうです。

お宮参りに行く前に準備しておくべき3つのもの

お宮参りをスムーズに行う方法について

赤ちゃんが生まれてから、おでかけをして行う大きなイベントの1つにお宮参りがあげられると思います。

ここでは、お宮参りをどのようにすればスムーズに行えるのかについて迫りたいと思います。


まず、お宮参りをする際、どなたが一緒に参列するのかを考えましょう。

地域によって、又は住んでいる環境や、里帰り先などによって事情は異なってくると思いますが、父方の親戚、母方の親戚、どなたが来るのかによってスケジュールのたて方も変わってくるでしょう。


まず、どなたが参列するのかを考えましょう。


次に、どの時期にお宮参りを行うのかを考えます。


通常ですと、約1カ月後に行う方が多いと思うのですが、真冬であったり、真夏であったりすると、新生児を連れて過酷な天気に出かけるのが辛い場合は、百日のお祝いと共に行う場合が多いようです。


赤ちゃんの体調を考慮して日取りを決めましょう。


そして、お母さんの服装についてですが、母乳で授乳中のお母さんですと、スーツが一番楽に授乳を行うことが出来るのでおすすめです。


しかし、一生に何度もあるイベントではないため、着物などを着たいという希望をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。


その際は、哺乳瓶で授乳することに慣らせておくと、着物でお宮参りに参列することが出来ます。


また、お宮参り自体は、1日仕事というわけではないため、親族が多く集まるのでしたら、お宮参りの前後に写真館で赤ちゃんと赤ちゃんを囲んだ親族の写真を撮ることをおすすめします。


沢山の親族の方に集まっていただいた思い出となり、赤ちゃんが大きくなってから見返した時に、良い思い出となるでしょう。


もちろん、親族が事情により来てもらえない場合でも、大好きな家族と赤ちゃんの時に撮った写真は、赤ちゃんにとって大切な思い出となります。


また、お宮参りが終わった後に、みんなでお食事に出かけるというのも、育児漬けのお母さんにとってリラックス出来る時間となるのではないでしょうか。

お宮参りに行く前に準備しておくべき3つのもの