関西では常識?!地方によって違うお宮参りの風習

赤ちゃんの晴れ着には縁起物を付ける

 

赤ちゃんの誕生を祝い健やかな成長を願う伝統的な儀式、「お宮参り」は日本で広く行われていますが、そのやり方には地域によって様々あるようです。
関西の一部地域にも他の地域ではあまり見かけない風習があります。
赤ちゃんが着る晴れ着(着物)の紐のところに扇子やでんでん太鼓、張子といった縁起物を括り付ける風習はよくありますが、関西では「紐銭」というお金を入れたのし袋も付けます。これは赤ちゃんがお金に困らないようにとの願いを込めて付けられるもので親族などから送られます。
私の住んでいる地域では2,000~3,000円が入った紅白の蝶結びののし袋の右上に穴を空け、紅白の紐を通して他の小物と一緒に赤ちゃんの晴れ着の帯に付けました。父方の祖母が赤ちゃんを抱っこしてその上から赤ちゃんにかかるように着物を着るので、祖母の背中に渡した着物の紐に結び付けるような形になります。
紐銭ののし袋は水引が結びきりであったり、開けた穴に通す色など関西の中でも地域によってさらに異なるようなので確認は必要ですが、地域によってはこのような風習があることを覚えておくといいかもしれません。

 

赤ちゃんのおでこに朱い文字を書く

 

紐銭同様、関西の一部の地域で行われていることだと思われますが、お宮参りの際に赤ちゃんの額に文字を書く風習があります。
赤ちゃんが男の子なら「大」、女の子なら「小」の文字を口紅などを使っておでこに朱色で書きます。「大」には大きく育つように、「小」には優しくてかわいい子に育つようにという願いがこめられているとのこと。
関西以外の地域から嫁いだ私には紐銭だけでも驚きでしたが、この額に文字を書かくという風習も初めてで義母にお宮参り当日いきなり口紅を要求されとても焦りました。関西にお住いの方は当日焦らない為にも事前にその土地のお宮参りの風習を細かく聞いておくか、事前に口紅を鞄に忍ばせておくことをおすすめします。
自分の生まれ育った地域を離れると風習も大きく異なり、自分の考えていた内容とは全く違ったということも多くなります。またその家のやり方もありますので祖父母などを交えて行事を行う際や、きちんとしきたり通りにしたいという場合にはしっかりと確認しておいた方が安心できると思います。